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2019
6.04
Tuesday
自社工場配電盤リニューアル【高圧キュービクル編】
この度、弊社高圧キュービクル一式を更新致しました。
更新に至った背景は以下2点でございます。
・盤の老朽化。
・工場内にエアコンを新規導入するという計画があり
設備容量をアップさせる必要があった。
「既設を意識しつつも、追加系統の事も考えなければならない。」
工場の設備更新においては類似事例もよくあると思いますので
ご参考までにご紹介致します。
【主な変更点】
■外観
①3面体から4面体へ盤構成を変更
②盤塗装色(写真参照)
折角なので普段使わないような色で塗装したいという コンセプトの元
多数の候補があるなか、弊社のイメージカラーである「青」と
2019年の流行色である「橙」2色のツートンカラーを採用することになりました。
③一方で中板には無塗装で済む
高耐食めっき鋼板(ZAM鋼板)を使用しております。
■仕様
①設備容量アップのため、受電方式をLBS受電からVCB受電へ変更。
②エアコン設備専用系統の低圧動力盤(300kVA)を増設しました。
③高圧受電部メーターもアナログ式からマルチ式(デジタル式)としました。
その他、エアコン設備専用系統の遮断器を遠方で操作する回路を設けたり
塗装色を工夫してみるなど、要所要所で凝った仕様を取り入れております。
キュービクルの仕様自体は決して高級志向という訳ではありません。
使用用途に応じた必要最小限の構成+α(利便性と遊び心)といった所でしょうか。
痒い所に手が届くカスタマイズは弊社の得意とする所であります。
随所にらしさの出た一品となっております。
もし、ご興味がおありの企業様は
お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。